大学受験の学校推薦型選抜について

1、国公立大学と私立大学の違い

 国公立大学の学校推薦型選抜はほぼ「公募制」のみです。
※一部の公立大学には指定校制もありますが、一般的な指定校制とは異なります。
 一方、私立大学の学校推薦型選抜には「指定校制」と「公募制」があります。
※総合型選抜として扱う「自己推薦」を学校推薦型選抜に含んでいる大学もあります。

2、大学入学共通テストを課す、課さない

 国公立大学の学校推薦型選抜には、大学入学共通テストを課さないものと大学入学共通テストを課すものがあります。
 例えば、名古屋大学の文学部の学校推薦型選抜は「大学共通テストを課さない」学校推薦型選抜ですが、他の学部の学校推薦型選抜は「大学入学共通テストを課す」学校推薦型選抜です。
このように同じ大学でも学部によって選抜方法が変わるケースがよく見られます。

3、難関国立大学の学校推薦型選抜

 難関国立大学の学校推薦型選抜の多くは、調査書の学習成績概評がA段階であること(いわゆる評定平均が4.3以上)が必要です。また、校内外活動や課外活動・ボランティア活動での実績や英検などの資格なども、実際のところは必要な条件と言えるでしょう。

4、学校推薦型選抜がおすすめ!

 しかし、それでも一般選抜と比べれば学校推薦型選抜の方が難易度は下がることが多いと感じています。
 特に、真面目に授業に取り組み、毎回の定期テストでしっかりと点数をとり、評定は4.3以上ある。しかし、偏差値は60には全く届かない・・・というようなお子さんには、難関国立大学の学校推薦型選抜はおすすめです。

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