三重県公立校入試の後期選抜についてですが、内申点が桑名高校普通科は9科38以上、川越高校普通科は9科36以上、桑名西高校は9科30以上ないと合格できない・・・。
なんて耳にしたことはありませんか?
確かに三重県の公立高校入試制度は内申点重視です(そう見えます)。
しかし、実際はそういった内申点がなくとも合格することは十分に可能です。
例えば、昨年度入試では川越高校の普通科で9科28、29の受験生の合格が目立ちました。
但し、今年度入試ではその内申点だとハードルはグッと上がります。
昨年度は、「???」と思うような公立高校の定員増加の影響により、北勢地区では私立公立問わず相当な易化傾向がみられました。
あくまでも私の私見ですが、特に暁高校、川越高校、四日市西高校が強く影響を受けたのではと考えています。
しかし、今年度入試では私立公立問わず例年通りの難易度に戻ると予想しています。
そのため、昨年度の生徒さんの事例で話を進めるのは要注意です。
そして、公立高校の入試では一波乱起きそうな気配も・・・。
既に変更が公表されている教科もありますが、問題傾向の変化を十分に想定しながら対策を進める必要があります。
この点もぜひお通いの塾の先生にご相談ください。
ちなみにミックでは問題傾向の変化にいち早く対応すべく、すでに昨年度から教材を変えていました。
高校入試も大学入試も今のトレンドは「速さ」と「思考力(私はこれを「勘のよさ」だと捉えています)」です。
S M T □ T F S
□に入るアルファベットは?
この手の問題が数秒で解ける能力が要求されます。努力だけでは乗り越えることが困難な壁が立ちはだかります。
ただ、私たちは思考力不足を前提とした指導で逆転合格を狙います。
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