面接官は何を見たいのか |桑名市の塾ミック

「志望理由書」や「自己推薦書」「実績報告書」に何を書くべきか、面接では何をアピールすべきかよくわからない。
大した実績もないから何も書くことがない・・・。
多くの高校生・中学生が途方に暮れているのでは。

純粋なスポーツ推薦を除けば、大学や高校側が書類や面接で見たいのは、受験生の人となり(人間性)です。

例えば、志望理由書にこんな記載があるとします。
「3年連続東海大会に優勝しました。3年連続はこれまでになく、「東海のプリンス」と呼ばれて、この地域では私のことを知らない競技者はいません。今の指導者もこれ以上何を指導すべきかわからないと困っています。全国大会で結果が出せないのは指導者に恵まれなかった点が多くあり、皆が限界を感じていました。そのため、私のこのもって生まれた才能をさらに開花させるために貴校に入学したいと思います。」

 確かに、すごい実績とすごいアピールですけど、こんな受験生を評価しますか? 純粋なスポーツ推薦だったとしても、合格にするのは躊躇するのではと。

一般的な学校推薦型選抜や総合型選抜、高校入試の前期選抜では実績を知りたいのではなく、人ととなりをみたいのです。

・目標や目の前の困難に立ち向かったエピソード
・その困難にどんな工夫・努力をしてどう乗り切ったのか
・そして、一番重要なのは、そのことによってどう変わったか、何が身に付いか、どう考えるようになったかこそが重要です。

面接官は、これまでの活動を通じて得たものや考えに関心があります。
大した実績がなくとも、合格することは十分に可能です

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