中学校の成績(内申)がどのようにつけられているかは公開されていません。
ただ、三重県の場合、公立高校入試の後期選抜の資料となる中3の3学期の内申点は県教育委員会への提出が必要とされています。
実際にはどのような割合で成績がつけられているのかの参考になります。
絶対評価といえども、「5」または「4」は主要5教科については上位40%、実技4教科については上位50%程度になっているようにも見えます。しかし、「5」または「4」を7割近くつける先生もいますし、3割程度にとどめる先生もいるようで、統一感がないようにも感じます。
そして、内申点確保の観点からは、定期テストの点数に関しては、5科の合計点数ではなく、
①各科目で成績アップとなるような点数をとること
②「3」の幅が広く、25点ほどの点数差でも同じ成績になる場合があること
を意識することが重要だと考えています。
例えば、
Xさん(5科全て70点・合計350点)
Yさん(2科で各90点、3科は各45点・合計315点)
おそらくXさんは5科オール「3」、または一つぐらいは「4」でしょうか。
一方Yさんは2科で「5」、残り3科は「3」になるのではと予想できます。
結果的には、内申点ではYさんが3~4上回ることになります。
また、通常は同じ学期内にテストが2回ありますから、その点も気をつける必要があります。
【中間】英85点・数50点【期末】英50点・数85点だと、英「3」数「3」でしょうか。
【中間】英85点・数50点【期末】英85点・数50点だと、英「4」数「3」でしょうか。
これらはあくまでも理論上の話であって、その通りにはなりません。上位40~50%に「5」「4」がついている現状では、50点・85点の組み合わせでも「4」がつくこともありえます。
やはり重要なのは、授業をしっかりと受け、小テスト・提出物などもおろそかにせず、そしてテスト勉強をしっかりと行い点数をとることです。コツコツとやるべきことをしっかりとやれば、高評価になるのではないでしょうか。
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