東京都が今年度から都立高校入試に「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)」を活用するそうです。
このESAT-J、いろいろな問題を抱えているそうです。
東京のことなんて関係ないし・・・と思う方も多いと思いますが、東京都の試みはほかの道府県にも波及していくのが世の常。
いずれは三重県も・・・。ただ、導入のハードルは相当高そうですが・・・。
このESAT-Jの事業主体は都教委、運営主体はベネッセで共同実施することになっています。
そして、偶々なのかESAT-Jの「プレテスト」の問題はベネッセが作っている「GTEC-core」にそっくりだったそうです。
東京都の中学校では、学校でGTECを取り入れているところもあるそうで、中学校間で有利不利が出るのではと。
さらに、ESAT-Jを受験できなかった場合には、当該不受験者の学力検査の英語の得点から推定した得点を加算するとしています
他にも得点換算の仕方にも???という点があったり、個人情報の問題があったりと。
もちろん、この制度への反対意見も多く、いろいろな方々が廃止を求めて活動されていますが、今のところは実施の方向だそうで
いろいろな問題により、結局は子どもたちが振り回される。
同じようなことが前にもあったような・・・。
ただ、高校入試の英語の試験に関しては全国で変更が相次いでいるようです。
三重県の公立高校入試でも2023年度入試から変更されるのではと噂されています。
そのため、対策だけはしておいた方がよろしいかと・・・。
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